菖蒲湯の意味と効能が知りたい!実践法から菖蒲の入手法まで徹底紹介
こどもの日には、葉っぱが浮かんだお風呂に入ったことがある人も多いのではないでしょうか。
こどもの日の名物である、菖蒲湯の意味と効能について紹介したいと思います。
簡単に実践できるお風呂なので、気軽に試してみてくださいね!
目次
菖蒲湯とは?
菖蒲湯とは、1300年前から続く邪気払いの入浴法です。
1年の厄を払うために、蘭草を湯船に浮かべ災いから身を守るために行われて来ました。
元々は中国から伝わった文化なので、現在も中国では蘭草が入ったお酒を飲んだり、蘭草を使った料理を食べて厄を払う風習が残っているそうです。
日本では蘭草が手に入りにくい為、入手しやすい菖蒲が代用品として使われ現在に至ります。
代用品とはいえ、菖蒲そのものに厄払いの意味があります。
なぜ菖蒲が魔除けに使われてきたのか、それは菖蒲の葉や根に含まれる精油の香りが関わっています。
菖蒲精油のすっきりとした香りは、殺菌効果、鎮静効果があると言われている為、厄除けに役立つとされて来ました。
少し刺激が強く感じる香りですが、風水的にも身体的にも嬉しい効果が沢山あるのです。
魔除け以外にも様々な効能がある
菖蒲湯には、魔除け以外にも様々な効能があります。
【血行促進】
菖蒲湯の香り成分であるアザロン、オイゲノールには体の血行を良くする働きがあります。
身体全身が温まり、様々な効能の土台となります。
【腰痛、肩こりの解消】
身体が温まり、血行が良くなることによって腰回りや肩回りの筋肉がほぐれます。
筋肉の緊張が解け、慢性的な疲労を回復させます。
【冷え性の改善】
血行促進により、体の隅々にまで血液が届きます。
温かい血液が、手足の末端まで届くことにより冷え性の症状を改善させます。
睡眠導入効果も見込めます。
【神経痛の改善】
神経痛は自律神経のバランスが乱れることによって発生することがあります。
心地よい菖蒲湯によってストレスを減らし、自律神経のバランスを整えることにより神経痛を改善する事に繋がります。
これらの効能は、菖蒲を湯船に浮かべるだけで体験することが出来ます。
特別な入浴剤は必要ありません。
菖蒲湯の実践法
菖蒲湯の意味と効能について知って頂けたと思うので、菖蒲湯の実践法を紹介したいと思います。
菖蒲さえあれば誰でも簡単に実践することが出来るので、明日にでも試してみてください!
【用意するもの】
- 菖蒲(10本程度)
- 菖蒲の根(あれば)
【一般的な菖蒲湯】
- お湯を沸かす前に、菖蒲を浴槽に浮かべます
- お湯が湧く時間を含め、20分待ちます
- 菖蒲湯の完成
【本格的な菖蒲湯】
- お湯を沸かす前に、菖蒲を浴槽に浮かべます
- 鍋で菖蒲の根を煮出します
- 鍋の菖蒲エキスがたっぷりと抽出されたお湯ごと浴槽に入れます
- 浴槽のお湯が温まったら菖蒲湯の完成
簡単なのは菖蒲の葉を入れるだけの菖蒲湯。
本格的な効能と香りを楽しみたい人は、菖蒲の根を使った菖蒲湯を実践しましょう。
地域によっては菖蒲の根が入手しにくい場合があるので、漢方薬のお店を訪ねてみると良いでしょう。
菖蒲が手に入らなかった人向けの入浴剤
当サイトで販売している入浴剤の中から、菖蒲湯の代わりとなる入浴剤を紹介させて頂きます。
菖蒲と似た効能を体験できる入浴剤だけを厳選させて頂きました。
菖蒲湯のシーズンが近いけれど、なかなか入手することが出来なくて困っている人は是非ご利用下さい。
温泡 とろり炭酸湯 ぜいたくひのき浴
こちらの商品は、温泡のひのき浴を楽しむことが出来る入浴剤セットです。
松、ひのき、ゆず、菖蒲の4つの香りを楽しむことが出来るので菖蒲湯のシーズンを終えた後にも、他の香りの入浴剤を楽しむことが出来ます。
とろりとしたお湯を楽しみながら、心地よい香りと効能を体験してみましょう!
ヒマラヤ岩塩とローズマリーのバスソルト
ローズマリーと塩には、魔除けの意味があります。
菖蒲が手に入らなかった人も、当商品を使うことで厄払いの意味を込めて菖蒲湯の代用を行うことが出来ます。
お値段も非常に手ごろなので、菖蒲湯の代わりとなる入浴剤選びに困っている人はコチラをご購入下さい。
メディテーションバスα
メディテーションバスαは@コスメさんの入浴剤部門で1位に輝いた非常に上質な入浴剤です。
ローズマリーエキスが配合されており、厄除けを行いながら体をしっとりと潤すことが出来ます。
こどもの日が終わった後でも、長く楽しむことが出来る入浴剤の購入を希望されている方は、こちらをご利用ください。
こどもの日は、菖蒲湯。なければ厄払いが出来る入浴剤を
今回は菖蒲湯について紹介させて頂きました。
優れた効能と厄払いを体験できる菖蒲湯ですが、菖蒲が手に入らなかった時には代わりとなる入浴剤を購入し厄払いを行いましょう。
こどもの日には、家族全員が厄払い出来るように、準備を整えておかなければいけませんね!