背中の乾燥には保湿入浴剤を! 3日でかゆみとオサラバしよう
ムズムズ,ムズムズ。
背中が痒いと仕事や家事に集中できずにイライラしてしまいますよね。
出かけている時に背中が痒くなると、家まで我慢しなければいけないので地獄です。
今回は、乾燥が原因で発生する背中の痒みの原因を紹介したいと思います。
原因を知って頂いた上で、3日ほどで効果が出る痒みの解決法を紹介したいと思います。
目次
肌が乾燥するとかゆみが起きる理由
健やかな肌であれば、肌の表皮に様々な物質が広がっています。
- 皮脂
- 天然保湿因子
- セラミド
これらの成分が肌の表面にコーディングされている為、肌の中の水分量が失われません。
肌が潤った状態であれば、コーディングが菌類や細菌,花粉などの様々な刺激から体を守ってくれます。
乾いた空気に晒されたり肌のコーディング物質が剥がれてしまうとコーディングによって肌の中に保っていた水分が逃げてしまい乾燥肌になってしまいます。
乾燥した肌は菌類,細菌,花粉,ハウスダストなどの刺激をモロに受けます。
脳はその状態を「危険」だと判断し、痒み原因物質のヒスタミンを生成します。
ここまでのまとめ
「脳は肌が乾燥した状態を危険だと捉えるから危険信号として痒みを出している」
背中の乾燥の原因とは
秋や冬などの、空気中の水分量が少ない季節には肌が乾燥しやすい傾向にあります。
季節以外にも背中の乾燥を促す原因が2つあるのでこちらの項目で詳しく紹介したいと思います。
残留塩素の刺激が原因
普段お風呂に入り、湯船に浸かるときには何か入浴剤を入れていますか?
特定の入浴剤を入れずに湯船に使ると、残留塩素があなたの肌のコーディングを崩してしまいます。
- 残留塩素とは
- 残留塩素とは、水道水を消毒する過程で使用した塩素が残ったものです。
プールに入った時に体や目に痒みを感じるのは残留塩素が原因です。
湯船は5~20分浸かる人が多いですが、少しの時間でも毎日繰り返して入浴することによってコーディング物質の生成量よりも、残留塩素がコーディングを崩す量を上回ってしまいます。
結果的に徐々に削られたコーディングが無くなってしまい乾燥肌の原因となります。
湯船に浸かるときには、適切な入浴剤を使って残留塩素を中和する必要があります。
刺激の強いボディーソープを使っている
体を洗う時に使っている石鹸やボディソープの刺激が強いと、肌の保湿に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。
水分を保持するために必要なコーディングが根こそぎ流されてしまう為、乾燥肌の原因となります。
安価な石鹸,ボディーソープほど合成界面活性剤が多く使われている傾向があるため、自分の肌に合ったものを選ぶ必要があります。
乾燥による背中の痒みを鎮めるためには
背中が乾燥した時に、痒みを鎮めるための選択肢を紹介します。
既に実践している人も多いかもしれません。
- ボディクリームを塗る
- 乾燥肌にボディークリームを塗ることで、刺激を減らしかゆみを抑えることが出来ます。
肌に対する刺激が減り、多少乾燥が落ち着きます。 - ムヒなどのかゆみ止めを塗る
- 抗ヒスタミン剤を含んだかゆみ止めを塗ることも有効です。
かゆみが現れた時に塗ることで、症状を緩和させることが出来ます。
根本的な原因の解決にならない
上記で紹介した2つの「痒みの鎮め方」は対処療法のようなものです。
言うなればその場しのぎ。
痒みを抑えることは出来ますが、根本的な原因の解決にはなっていません。
症状が重くなると、クリームを塗ってもすぐに乾き直ぐに痒みが現れることがあります。
かゆみ止めを塗っても、乾燥が進んだ肌に刺激を与え更に乾燥を進めてしまう可能性もあります。
乾燥肌が原因の背中の痒みから解放されるためには、根本的な原因の解決が必要なのです。
保湿入浴剤を使って、根本的な原因を解決する!
辛い背中の痒みを解決させるためには、乾燥肌を改善し痒みが発生しない肌を作る必要があります。
乾燥肌は保湿系入浴剤を使用することで改善させることが出来ます。
なぜ保湿系入浴剤なのか、どんな入浴剤を選べばよいのかといった疑問に焦点を当て解説したいと思います。
保湿系入浴剤で乾燥肌を解決することが出来る
保湿系入浴剤には、肌を潤わす保湿成分が配合されています。
入浴時に保湿成分があなたの肌に吸収されることで、体の表面にコーディングが施されます。
肌の乾燥は、皮脂やセラミドが崩れることで発生するので保湿系入浴剤の成分でコーディングを再び施すことが出来ます。
コーディングがあれば、お肌の中の水分が逃げることが無くなるので乾燥肌の根本的な解決に繋がります。
当サイトの保湿系入浴剤おすすめ3選
保湿系入浴剤を使えば、乾燥肌を改善することが出来ます。
しかし、質の悪い粗悪品を使ってしまうと乾燥肌が改善しないどころか悪化してしまう事があります。
そこで、こちらの項目ではおすすめの保湿系入浴剤を紹介したいと思います。
メディテーションバスα
メディテーションバスαは、アロマバスを楽しむことが出来る保湿系入浴剤です。
心が落ち着くアロマの香りを楽しみながら、保湿成分で肌を潤わせることが出来ます。
コスメ大賞を受賞したことで有名なAYURA(アユーラ)が販売している入浴剤なので安心して使うことが出来ます。
乳白色のお湯と、アロマの優しい香りを楽しんでいる間に乾燥肌がみるみる改善します。
乾燥肌を治すついでにアロマバスを楽しみたい人は、購入を検討して下さい。
キュレル
キュレルは花王の市販入浴剤です。
市販品の中ではかなり保湿成分の質が高く、安価な値段で乾燥肌を改善させることが出来ます。
お肌と同じ弱酸性の入浴剤なので赤ちゃんと一緒に入浴することが出来ます。
あくまで「市販品の中ではよい方」の入浴剤なので、保湿効果を安く体験したい人にオススメです。
本当に質が高い保湿効果を求めている人にはオススメできません。
肌潤風呂
肌潤風呂は北の快適工房さんが開発した保湿系入浴剤です。
高級入浴剤と何一つ遜色がない高品質なのですが、1回あたりのお値段は100円未満と非常にリーズナブルです。
肌潤風呂を使うと、お湯がとろーりとした肌触りに変わります。
残留塩素も中和してくれるので、肌に対する刺激を減らしてくれます。
もちろん、保湿成分による乾燥肌の改善も十分見込めます。
すぐにでも乾燥肌を改善させたいという人におすすめな、高品質な保湿系入浴剤です。